「超」読解力 (講談社+α新書)
|

|
ジャンル: | 自己啓発,能力開発,意識改革,自己改革,学習,能力発見
|
人気ランキング: | 226401 位
|
発送可能時期: | ご確認下さい
|
参考価格: | ¥ 1,296 (消費税込)
|
ご購入前のご注意
当ホームページはアマゾンウェブサービスにより運営しています。
商品販売はすべてアマゾンになります。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。
|
|
超?というより基本中の基本
●本題に入るまでの前置きがちょっと長すぎます。急いでいる方は前書きだけを読んでから1・2章を飛ばして3章から読み始めてもよいと思います。あまり即効性もないし3章以降を読み進めるのに必ずしも必要な内容ではないです。●読解の方法以外の記述が若干多すぎるため演習の例文が少ないかなあという気がします。4章Iアンダーラインの引き方は読解力だけに集中して力をつけたい方がすぐには必要なテクニックではないでしょう。アンダーラインについてだけ的を絞った類書ならたくさん出ていますから、今すぐ本書で読者が理解する意義は無いと思います。6章で要約に挑戦していますがこれだけを知ったところで漏れが相当ありますから本書の少ないページを使って列挙する効果はそれほど期待できないです。終章も読みの練達が書くことの上達につながるという趣旨ですが、効用を説いて動機付けしたいのならば冒頭で書くべきでしょう。これらは読み飛ばしても読解力向上の機会を逃すことにはならないと思います。●現代文の参考書は高校生の時に買って読んだことがありますがそれらのどれよりも詳しかったです。それらすら暗黙の了解として解説を伏せていた事項まで本書は丁寧に言及しています。●題に反して説かれる手法は非常に初歩的であり正統的です。超?というよりも読解に必要な基本中の基本と私は感じました●対象は大学生・社会人以上のようですが大学受験を控えた高校生でも現代文の参考書を手にとる前に読んでも効果が十分期待できます。受験生はプレ現代文学習として目を通してみてください。●逆に現代文が得意な方や読解力に相当自信がある方がもっと上達したい場合タイトルに惹かれて手にとることはお勧めしません。非常に初歩的で超?という趣旨からは大いに逸れる内容です。突飛さや並外れた独創性はありません。
現代文の勉強の仕方がわかります。
本書は、読解力をあげるためにはどうすればいいかということを問題を通して学ぶことができます。ただし、本当に基礎の部分なので、上級者向けではないことを付け加えておく。
私は現代文が苦手でも得意でもなかった。そのため、問題の難易度に影響されていたということもある。それでも、現代文の勉強は、他の科目と違って勉強がやりづらい。問題を解くということしか知らないこともある。私が、高校時代に本書を読んでいればもう少し現代文の力がアップしていただろうな。
<読解力とは>
(1)日本語についての一般的な知識:文法、言葉を知る
(2)文章を構造的に理解するための論理的思考力:接続語、指示語、論理展開の基本パターン(対立、並列、同内容)
(3)文章を理解するための背景知識:現代文では「近代」という時代の理解
(1)の日本語の知識については、中・高時代で中心に学ぶことができることだろう。本書で中心に書かれているのは(2)についてである。読解力をあげるためには、要約がいいということだ。
私が知っている範囲で、次のステップに上がるための書籍を紹介しておく。上記(1)を身につけるためには、大野晋『日本語練習帳』がいいのではないか。(2)を身につけるためには、野矢茂樹『論理トレーニング101題』、(3)は、中村雄二郎『術語集』がいいのではないかと思う。また、本書と同じ類書として、出口 汪『論理的なコトバの使い方&文章術 頭をスッキリ整理するスキルが身につく!』も紹介しておく。
塾や予備校の現代文授業のエッセンス
この評価の題名の通りの内容。現代文が分からないと思っている
中高生や、塾等でそういう講義を受けたことがない大人の方は
読んでみると結構役に立つと思う。
ただ、あまりに初歩的なので、難解な論文を読む必要に迫られているなど、
本当に文章の難しさに困っている人を助けられる内容ではない。
中高生の基礎固め
本の内容は、他の人が書いているように、文章を読むために必要な
論理展開などの基礎的なものに絞って書かれています。決して難解な
ビジネス書や技術書がスラスラ読めるようになる魔法の本では
なく、その土台となる基礎を例文を交えながら分かりやすく丁寧に
解説しています。
ここに書かれている内容は書く時にも利用できるものばかりなので、
小論文などを書く基礎にもなります。
著者の文章は非常に平易で読みやすいものなので、論理的な文章の
読解が苦手な中学生や高校生でも十分に役に立ちます。
読解力の基本は簡単なこと。
対立や並列、言い換え、譲歩といった論理展開の基本や、キーワード、
言葉の定義を明らかにすることなど、読解力を鍛えるにあたって基本となる10項目について、目の覚めるような分かりやすさで説明してくれる。こんな国語の授業があったらと正直思った一冊。
講談社
わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書) これ一冊で必ず国語読解力がつく本 社会人のための読解力トレーニング―正しく読めれば楽しく読める・理解できる 理解する技術 情報の本質が分かる (PHP新書) 世界標準の読解力―OECD‐PISAメソッドに学べ
|
|
|
|
|